時計修理職人の知恵袋 |
●クォーツ時計
今現在、製造、販売されている時計の大部分がクォーツ時計です。
一般的にソーラー電池を除く電池にて稼動する時計をクォーツ時計といいます。
電池寿命
電池一つで、平均2〜3年、超寿命のもので10年動くものもあります。よくお客様から、この電池は何年持つのとか、もっと長く持つ電池に変えてくれと言われますが、電池寿命は、時計によって決まっています。車の燃費が車種によって違うように、時計も種類によって電池消費量が違うのです。
電池交換
止まったままの時計を長期間にわたりそのままにしておくと、電池の中から液が漏れてきて故障の原因になります。特に舶来の時計に入っている舶来の電池は、液漏れしやすいので、出来れば止まる前に国産の電池に交換しておくと良いでしょう。
電池交換は、どこでも同じ、なるべく安いところで交換しようと思っている人も、多いと思いますが、電池交換にも知識と技術が必要です。何も知らない素人どうぜんの店員だと大事な時計を壊されてしまう恐れもあります。
電池交換時の注意点
その他にも気をつけなければいけない事がたくさんあります。それらのことに細心の注意を払い電池交換をしなければなりません。
たかが電池交換であなたの時計の寿命が変わってしまいます。
クォーツ時計のメンテナンス
以上のことを注意して使用して、電池交換は技術の有る時計店でしてもらう。そうすればクォーツ時計も長く使えるでしょう。
時計の寿命は、使い方と時計屋さん次第です。